
なんと言ってもα100のすごいところは、ハイテクメカニズムが満載なところ。
その2大要素として「ボディ内手ブレ補正機能」や「アンチダスト機能」があります。交換レンズを大前提としたデジタル1眼レフにとってどちらも、とってもうれしい機能なのです。それにこの2大要素を兼備したデジタル1眼レフカメラは、実は存在しないのです。どちらかの機能は付いているのですが、もう一つの機能はない。
そんなところがα100がスゴイ! と話題になってる一つの要素とも言えるのではないでしょうか?
ではさっそく噂の「α100の手ブレ補正」についてご説明したいと思います。
手ブレするのは技術がないからだ。もっと腕を磨きなさいと、そんなことを言われたことがあるような、ないような・・・。手ブレをするのには、人的要素が大きいわけで確かにそんなふうに言われても仕方がないかぁ。と、言うのはもう昔の話。
カメラが手ブレを防いでくれるならそのほうが良いに決まってる!
もちろん技術を磨かないといけないのはわかってるけど、とっさの時にキッチリ撮りたいのが人の常ではないでしょうか?

亀嵩駅の駅長そばです。
味はハッキリ覚えていますが、写真はわずかにブレてしまいました。
α100があれば、手ブレがふせげたかも知れませんね。。
一言に手ブレと言ってもいろいろあるみたい。と、言っても私も最近まで知りませんでした。手ブレは大きく分けると2種類あるそうなのです。
1. 手の細かい震えや力(りき)みからくる 小刻みな手ブレ
2. 身体の揺れからくる ゆっくりな手ブレ
実はα100の前モデルと言われてる、αSweetDIGITAL(ミノルタの商品)にもボディ内手ブレ補正機能は付いていました。しかし、「小刻みな手ブレ」にしか対応していなかったんです。
今回、ソニーはα100を発売するに至って「小刻みな手ブレ」を防ぐだけじゃ完璧とは言えない!と、言うことになったらしく、新たな手ブレ補正機能を開発し、小刻みな手ブレとゆっくりな手ブレの両方に対応したそうです。
いままでハンディカム(ビデオカメラ)で長年培ってきた技術をα100にいきなり投入してきたみたいですね。そこにソニーの意気込みが感じられます。
手ブレ補正の機構には、大きく分けて2つの種類があります。ひとつはレンズ内に手ブレ補正機構を搭載したもの。もうひとつはボディ内に手ブレ補正機構を搭載したもの。
α100の手ブレ補正機構を簡単に説明すると、カメラの揺れをボディ搭載のジャイロセンサーが検知して、ブレを打ち消す方向へCCD手ブレ補正ユニットを上下左右に駆動させ、ブレを打ち消すというもの。

■ 本体内手ブレ補正機能をムービーで解説しています。見れば仕組みがわかります ■
レンズ内に手ブレ補正機構を搭載したものも、これと同じような方法で手ブレを補正しているわけですが、レンズで手ブレ補正をする場合とボディ内に搭載した場合では、大きく違う点があります。
それは、ボディ内に手ブレ補正機構を搭載しているα100の場合、すべてのαレンズで手ブレ補正の効果を得られるってこと。レンズでの手ブレ補正は、「手ブレ補正機構内蔵レンズ」を購入した場合のみ。レンズによって差はありますが、定価の安いもので手ぶれ補正がつくことにより3万円くらいは高くなります。
ならば、ボディ内に手ブレ防止機構を搭載しているほうがオトクですよね。ちなみに、ボディ内手ぶれ補正機能がついているのは、ソニーα100とペンタックスK100Dのみの2機種です。
>>各社の初級デジタル一眼レフカメラを比較した記事を書いています
ソニーα100とペンタックスK100Dのみボディ内手ブレ補正機能がついているんですが、手ブレ補正の量が違うんです。ソニーα100はシャッター速度約3.5段分の手ブレ補正ができるのに対し、ペンタックスK100Dはシャッター速度約2段分の手ブレ補正となっています。
と言われてもなんのことかわからない・・・そんな声が聞こえてきそうですね。まずは、シャッター速度と手ブレの関係からご説明していきましょう。
手ブレを起こしてしまう原因って、なにかわかりますか? もちろん先ほど書いたとおり、2つの要素があります。では、その要素の「もと」となっているのは何でしょうか。 実はそれがシャッター速度なのです。
主に望遠レンズを使ったときに起こる、手ブレ限界シャッター速度と言うものがあります。250ミリ(35ミリ換算)まで使える望遠レンズがあったとしましょう。この時の限界シャッタースピードは1/250(にひゃくごじゅうぶんのいち)、つまり1ミリ=1/1(いちぶんのいち)が一般的に限界シャッタースピードと言われています。つまり250ミリのレンズを使った時は1/250以上でシャッターを切らないと手ブレをしますよ。と言うことなのです。
じゃあ、手ブレしない1/250ですべて映せば良いのではと言うことになりますよね。でも、そうは行かないことが多いのです。
参考に、下の写真を見てください。

シャッター速度1/20

シャッター速度1/250
上はキレイに映っていますよね。 これはシャッター速度1/20の設定の時。下の写真はどうでしょう。暗いですよね。 これはシャッター速度1/250の設定。
つまり、どう言うことか――カメラはシャッターボタンを押すとカメラ内部でシャッター幕が上がったり下がったりします。そのシャッター幕の上げ下げをする速度がシャッタースピードなのですが、このシャッタースピードによって取り込む光の量が変わってくるわけです。
シャッター速度が遅い・・・つまりそれだけ幕を開けている時間が長いため、光を多く取り入れて明るい写真を撮ることができます。シャッター速度が速い・・・つまり幕が開いている時間が短いため、光の量が少なく暗い写真になるわけです。ただし、幕を開けている時間が長ければ長いほど、手ブレによって写真がぶれる可能性が高くなります。
光の量が適量だと上の写真のようになります。光の量が少ないと下の写真のようになってしまいます。逆に光の量が多すぎると白っぽい写真になってしまうのです。コンパクトカメラなどでしか撮影したことのない人は、光の量とシャッター速度のバランスはカメラ側でほとんどしてくれるので気づかない人が多いかも知れませんね・・・
つまり光の量によってシャッタースピードは変えてあげる必要があるわけで、常に手ブレしない1/250を使い続けるわけにはいかないのです。
そこで、シャッター速度約3.5段分の手ブレ補正力の何が凄いのかと言うと・・・例えば上の写真のように、シャッター速度を早くせざるおえないために真っ暗になってしまう写真も、手ブレ防止ボタンを押すだけで簡単に明るくブレのない写真を撮影できるってところがすごいんです。
■ シャッター速度 ■
(段数変化と言うのは1段分=1/2ずつということで認識してください)
1/250
↓ 1/2(1.0段)
1/125
↓ 1/2(1.0段)
1/60
↓ 1/2(1.0段)
1/30
↓ 1/4(0.5段)
1/20
合計 3.5段
つまり、いままでは1/250で限界だった手ブレをα100なら、1/20までなら、なんとかしてあげようと言う機能なのですよ!
私は正直に凄いと思いましたよ。だって望遠になればなるほど効果を発揮するわけですから・・・ホントすごいです。ちなみに、 ボディ内手ブレ補正機能の付いたデジタル一眼レフカメラは次の通りです。αSweetDIGITALはすでに生産完了品ですが、参考のために比較させて頂きます。α100の効果3.5段は目立ってますね。
| 機種名 | 効果 | 名称 |
| ソニー α100 | 3.5段 | SuperSteadyShot |
| ペンタックス K100D | 2.0段 | シェイクリダクション |
| コニカミノルタ αSWeet | 3.0段 | Anit-shake |
今回は、手ブレ補正の「段数」についてご理解いただく為にシャッタースピードのことをご説明しましたが、実際にはいちいちシャッタースピードを考えなくても、フルオートで手ブレのない写真を撮影することができます。
αレンズであれば全てのレンズが手ブレ補正になります。当たり前ですが本当に凄いことですね。なんと言うか、羨ましい。。。私はニコンユーザーなのですが、正直言って羨ましい。手ブレ補正の良さ(ニコンではレンズにVRという機能がついています)は、わかっているので。
αレンズユーザーでコニカミノルタがカメラ事業を撤退して、ソニーがαマウント対応のカメラを作ってくれる。と、発表された時はホント嬉しかっただろうなぁ・・・ 地獄から天国と言っても言い過ぎではないのではないと思う。
私もニコンが急に「もうやめます!」と、言われたら心臓発作を起こすかも知れないもんなぁ。。。
そんな訳で手ブレ補正のことについてはここまで。少し長くなってしまいました(反省)。。。
でも、αレンズユーザー始め、これからデジ一眼を始める人にもホント、オススメの機能満載のα100なのでした。
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| α900 レビュー | |
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| α550レビュー | |
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| すすめレンズレビュー | |
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| α レンズレビュー | |
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16mm F2.8 Fisheye |
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16-105mm F3.5-5.6 |
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20mm F2.8 |
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500mm F8 Reflex |
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24-105mm F3.5-4.5 |
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DT 11-18mm F4.5-5.6 |
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50mm F2.8 Macro |
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100mm F2.8 Macro |
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DT 18-200mm F3.5-6.3 |
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DT18-70mm F3.5-5.6 |
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DT75-300mm F4.5-5.6 |
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