11月11日に発売を予定している、デジタル双眼鏡 DEV-3のレビューをお届けします。

双眼鏡にハンディカムの機能が付いた、なんとも斬新な新製品・DEV-3は3D機能を搭載。
見るから撮る。記録するまで3Dで可能になっています。
それでは詳しく紹介しましょう。
ソニー DEV-3(デジタル録画双眼鏡)ソニーショップ店員 レビュー
デジタル双眼鏡 DEV-3 レビュー どんな機能を持っている?
DEV-3って、どんな機能を持つハードなの?まずは、そこから説明しましょう。
サクっと書きますね。
デジタル録画双眼鏡・DEV-3 はその名のとおり録画機能がついた双眼鏡。
つまりこれ1台あれば・・・
運動会や発表会。スポーツ観戦・ウォッチングまで、「見ながら撮る」「撮りながら見る」が出来てしまう優れもの双眼鏡なのです。 しかも、ただ動画が撮れますよ。な、だけではないのが最大のウリ。
フルハイビジョンでの動画記録(60P他)はもちろん、3Dの動画記録(撮影中も3D)も可能。
約710万画素の静止画記録も出来てしまいます。
中でも3D動画記録機能には注目。
レンズ、センサー、ファインダーが2つづつ搭載されていて、本格的に3D動画が記録可能です。
最大10倍ズームに、強力な手ブレ補正の”アクティブ手振れ補正機能”を搭載。
レンズはソニー”Gレンズ”を採用しました。
双眼鏡ながら、ソニーのビデオカメラの良い機能をふんだんに盛り込んでいるのがDEV-3と言うことなのです。
⇒ デジタル録画双眼鏡 DEV-3 の詳細はこちら[ソニーストア]
さて、レビューに入るまえに、少々お断りがあります。
今回のレビューで紹介するDEV-3は完全試作機です。 確認したところ公式のホームページで公開されているものと同じ内容(見た目的な)なのですが、念のため発売以後の製品と違いがあってもそこはご勘弁ください。
それでは、ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたがDEV-3を見ていきましょう。
デジタル双眼鏡 DEV-3レビュー 詳しく見てみよう!
さすがに初めてDEV-3を見たときは驚きました。
機能うんぬんではなく、双眼鏡のデザインをしたものをソニーが発売してくるだなんて。

私の記憶では、ミノルタ(もうコニカミノルタだったかな?)にカメラ事業部があったころ、ボタン押しのAFがついた双眼鏡が発売され、なかなか使い勝手もよく便利なものが出てきたなぁ、と思ったものです。
時代はまだまだフィルム全盛期の頃の話ですが。
しかし、コニカミノルタのカメラ事業部はソニーが引き継ぎ、そして今回の発売に至っているわけですから、そう考えると妙になっとく出来てしまうところもある訳ですが・・・

双眼鏡と言うだけあってレンズは2個、そして電子ビューファインダーも2個。 目に映る映像は2Dと3Dと両方に対応しているのですが、目から伝わる情報は光学的ではないにせよ双眼鏡の仕様になっています。
ちなみにレンズ周りのフチの部分はラバーになっていて”立てて”置くことも可能です。
これはメーカーが推奨する訳ではないと思うのですが、一応ご報告までです。

一見スリムなデザインですが、大きさ重さはそれなりのもの。
重さなんて、約1230g (NP-FV70 <本体付属品> 使用時)もあります。
普段、コンパクトながらも高倍率なもので気楽に双眼鏡を楽しんでおられる方には驚きのサイズ。
逆に普段1キロを超えるような明るいレンズを搭載した双眼鏡を使われてる方には、これだけの機能がついているのに、この大きさ・重さで済むだなんてスゴイ!なんて、思われる方も出てきそうですが。

そんな大きさ重さを少しでも使用時に軽減させようと、左右にはたくさんのラバーが貼られています。 これが案外よく考えられていて、デザインと相まってしっかりとDEV-3をホールディングすることが出来ました。
使用した感想は、また後で述べるとして、ここからはDEV-3の各部をチェック。

レンズの横の部分にメモリーカードの挿入口がありました。
対応するカードはメモリースティックDuoにSDカードです。

右側面にはカバーの中に各端子が保護されるように装備されています。
外部マイク端子もあるので、ビデオカメラとしても十分使えることが出来ますね。

2つ並ぶレンズの上にはマイクが用意されてあり、風切音低減機能(ソフトウエア処理)も用意。

操作するボタンやスイッチなどは、両手で持ったときにそれぞれの人差し指でいろんな操作ができるように、よく考えられた配列になっていました。
中でも録画のスタートストップボタンは左右に配置されていて便利。
ズームレバーの位置も操作性の良いポジションに用意されていました。

ファインダーの真ん中にあるダイヤルはファインダーの目の幅を調整するためのもの。
引いてから回すことにより左右の微調整が55mm-75mmの幅で可能です。

視度を調整するダイヤルは左右に用意する贅沢な仕様になっていて、どちらか片方に合わせてとかではなく、とことん自分にあった見え具合を調整することが出来ます。

ファインダーの下にあるのが、マニュアルフォーカスのダイヤル。
マニュアルフォーカスは金網越しに撮影したいときなどに便利です。
この位置が本当に絶妙に良くて、左右どちらの親指でもアクセス可能でフォーカスの微調整が可能です。

底面にはビデオカメラ用にも対応した三脚穴が用意されています。

同じく底面にはバッテリーのフタがあって、操作中に不意に開いてしまわないようなダイヤル式。

中には付属のNP-FV70が収まってしました。 横にはスペースがかなり余っているのですが、もうワンランク大きなバッテリー NP-FV100が収まるようになっています。
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NP-FV100と付属のNP-FV70と併用することで、使用できる時間も大幅にアップします。
光学式の双眼鏡と違って、DEV-3はバッテリーが切れればただの荷物・・・
使用状況・使用する時間にかかわらず、私的には予備のバッテリーを必ず携帯することをオススメします。
なお、充電は付属のACアダプターを経由して、本体内で充電を行えるようになっていますよ。

ファインダーにコンパクトデジタルカメラのレンズを突っ込んで中のメニューを撮影してみました。
最近のハンディカムを購入された方なら、お解りになると思うのですが、DEV-3のOSはハンディカムです。
カメラ・マイクのアイコンがDEV-3になっていますね。

双眼鏡とは言え、ソフト的な部分はハンディカム同様の機能を持っていますので、撮影時のマニュアル設定もいろいろ用意されています。
見た目的には双眼鏡なのですが、中身は思いっきりハンディカムですね。
デジタル双眼鏡 DEV-3 レビュー 使ってみた!
ここからは実際に半日ほど使ってみた感想を書きたいと思います。

たった半日程度・・・
本質に迫るには使ったロケーションもよくなかった場所での使用なので、本当に参考程度の感想。
そして・・・素直に書いてみます。
1 重い・大きい。
街中でバッグに入れ持ち運ぶのにそれなりの気合い(気持ち)が必要。車なら楽勝。
2 撮影する場所を選ぶ。
ビデオカメラという機能を持ちながらにして、ビデオカメラの見た目でないため、使う場所を選ぶ。
撮っている。というより、覗くという感じなので、他人が見たときの自分を想像してしまいます。
3 操作性
普段大きなレンズ(一眼+70-200 F2.8等)を使ってるせいもあって、重さはそれほど感じない。
それは持ったときのデザインやバランス、ラバーの張り方が良いからかも。
操作性は良い。覗きながらの指の移動に負担がないし、場所も感覚ですぐわかる。
メニュー画面で設定を変えるときもファインダーなので、モニターが欲しくなる(笑)
4 使用感
3D撮影も左右の両目で映像を見ているので違和感は少ない。
それ以上に光学の双眼鏡とハッキリ違うところに気がつく。
それは映像が”円”で見えない。と言うこと。
光学の双眼鏡の場合、2つの円が重なって調整して1つの円になります。
しかし、DEV-3から映し出される映像は四角の画面。
ハンディカムの電子ビューファーを両目でみている感じ。
ただ・・・これは双眼鏡という概念でみているから違和感があるだけに過ぎないかも。
使っているうちに、こんなもの。と、いつのまにやら慣れてしまいそうです。
5 手ぶれ補正
サイバーショットでもハンディカムでもお馴染みのアクティブ手ぶれ補正は秀逸です。
6 ズーム倍率
2D撮影動画時は最大660mm だか、3Dの場合だと最大344mm と、かなり”物足りない”。
その代わり、なんと34.4mmからと、案外広角で使いやすい・・・って!!
コレってなんだか双眼鏡のコンセプトではないような・・・
双眼鏡という名称で出すなら、もっと遠くのものを見たいしそれを・・・望みたいぞ!。
※35mm換算
7 撮影後
3D対応テレビで見るとやっぱりと言うか・・・かなり楽しいです。
普段は気づかないけど、3Dな空間で生活しているんだなぁ・・・と、映像をリアルに感じます。
付属のディスクに収録されてある、PMBをパソコンにインストールすれば保存やBD化も容易です。
以上、使ってみたところの感想でした。
ソニーショップ店員が書いているのに、ちょっと辛口・・・いや、そんなことはありません。
使ってみた素直な感想ですから。
やっぱり、望遠側に不満かなぁ・・・
2Dだったら660mmと、まぁまぁですが、せっかくなので3Dでもっと遠くを撮りたいですね。
これも大きな本体のサイズだから、どうしても遠くのものを・・・と、望んでしまうわけで、本体がコンパクトだったら、こんなもの。って感じで済んでいたかも知れませんね。

それにしても、持ったときの操作性はすごく良く考えられているみたいですね。
DEV-3は”初物”ですが、この部分に関しては良かったですよ。
デジタル双眼鏡 DEV-3 レビュー まとめ
以上、ソニー デジタル録画双眼鏡 DEV-3のレビューをお届けしました。
| ソニー デジタル録画双眼鏡・DEV-3 | |
![]() | 3D双眼鏡と3Dハンディカムが1つになった斬新な製品・DEV-3 販売価格:128,000円(税込) ※送料無料 2011年11月8日現在の価格です。 |
今回のレビューは試作機ということもあり、画像や動画などの紹介が出来ないのですが、製品の雰囲気や使ってみた感想をみていただいて、なんとなく感じ取って頂けたのではないでしょうか?
レビューで紹介しきれない部分はリンク先でご確認頂けたら・・・と、思います。
デジタル録画双眼鏡という新たな歴史がここから始まると考えれば、DEV-3には是非とも成功して欲しいですね。 そして、もっといろんな種類が出てきて DEV-3が”礎”的存在になることを期待したいです。
え?何コレ?
面白い!
こんなんいる?
かなり欲しいかも!?
・・・いろんな声が聞こえて来そうな、DEV-3。
どこか懐かしく、昔のソニーらしいと言えば、ソニーらしい製品と思いました。
試作機では十分な使用が出来なかったので、製品版ではどこかで本格的に使ってみたいなぁ・・・
⇒ デジタル録画双眼鏡 DEV-3 の詳細はこちら[ソニーストア]
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