
撮ったら撮りっぱなし・・・という方も多いと思うのですが、それではもったいない。編集してムービーを作成しDVDに残しておけば、いつでも簡単に見られますし、人にあげるときにもかなり喜ばれますよ。
そんなDVDを簡単に作れるソフトが2007年秋冬モデルより搭載された、バイオの新ソフト「VAIO Movie Story」なんです。もちろん、操作は簡単、でもおしゃれで凝った作りのムービーが誰にでも作れるんです。
ここ数ヶ月の間に友人の結婚式や自分自身の旅行などのイベントが重なり、何度もムービー&DVDを作ることになった私としては、どのくらい簡単にキレイなムービーが作れるのか個人的に興味津々。
Windows ムービーメーカーやAdobe プレミア エレメンツ、VAIO搭載の「Click to DVD」などいくつかのソフトを使いましたが、これらのソフトとの違いはどこらへんなのか? どのくらい「使える」ソフトなのか? 実際にムービーを作成してみましたので、その過程と感想をここでご紹介します。
初めて「VAIO Movie Story」のソフトを立ち上げる際には、初期設定画面が表示されますので、ここでVAIO オリジナル機能の設定を行います。
>> 詳しい手順はソニーのサイトで。キャプチャー画面入り詳しい手順がわかります

上記画面で「写真やビデオを解析」について設定を行います。この機能を利用すると、写真に写っている人物やビデオの音声などをVAIOが自動的に解析してくれます。
この解析により、例えば人物が一人だけ映っている写真をピックアップしたり、笑い声が入っているビデオをピックアップすることが簡単にできるようになります(後でこの機能は詳しく説明します)。また、ムービーを作成した際、ズームやエフェクトなどで顔が切れてしまわないように上手く処理してくれます。
他にも音楽を解析する機能も搭載しており、BGMに使う音楽を解析して切り替えタイミングを自動であわせてくれる機能もありますよ。
素材はムービーを作成する前に、すべてパソコン内に取り込んでおきましょう。そのほうが作業がスムーズです。
VAIOには動画の取り込み用ソフトとして、「VAIO Content Importer」が付属しています。パソコンとビデオカメラを接続して、ソフトを立ち上げます。すると、何から素材を取り込みたいのか聞いてきます。

接続機器を選ぶと自動的にその中のコンテンツを読み取りってくれるので、しばらく待ちます。とりあえずここでは全ての素材を取り込みます。いらない部分が多い場合は「VAIO Content Exporter」という別ソフトを使って削除します。今回、この部分は省略します。
>> 「VAIO Content Importer(バイオ・コンテンツ・インポーター)」「VAIO Content Exporter(バイオ・コンテンツ・エクスポーター)」の詳細はこちらで

静止画も同じ方法で取り込むことができます。VAIOには、この「VAIO Content Importer」以外にも静止画・動画の取り込み・管理ができるソフトが同梱していますので、用途や好みによって使い分けてください。

下準備が終わりましたら、「VAIO Movie Story」を立ち上げます。上記のウィンドウで、「素材の追加」ボタン→「ファイルを取り込む」と選びます。ファイルを選択するための別ウィンドが開きますので、取り込みたい素材を選択します。取り込んだ素材は下のように表示されます。

動画ファイルは下のようにフィルムマークが右下に表示されます。「→」アイコンをクリックすると、動画の内容が展開表示されます。「←」アイコンをクリックすると展開表示が解除されます。

対応する ビデオファイルファイル形式(拡張子)
MPEG-1(.mpg / .mpeg) 、MPEG-2(.mpg / .mpeg)、 MICROMV(.mmv) 、 HDV 1080i(.m2t)
AVCHD 1080i(.m2ts)、 MPEG-2 TS(.m2ts)、 MP4(MPEG-4/AVC Main)(.mp4)
DV-AVI(.avi)、 AVI(.avi) WMV(.wmv)
「VAIO Movie Story」の一番簡単な使い方は、素材を選び、用意されているムービー作成用のテンプレートを選び、作成開始ボタンを押す。ただコレだけ。すると、VAIOが取り込んだ素材の中からランダムに写真や動画の一部をピックアップし、適当に配置し、エフェクト(効果)をかけてムービーを作ってくれるんです。
しかし、例えば、2分30秒のムービーを作成する場合、素材を200個取り込んでいたとしても、使われるのは20個前後といったところ。残りの素材はムービーに使われません。
でも、旅先で撮った記念写真やベストショットが使われてなかったら困りますよね。なので、自動でムービーを作成するためには、これはぜひムービーに使いたいという素材にチェックを入れておく必要があるんです。
ここで、一番最初に設定した「解析機能」が役に立ちます。
解析の設定をしてすぐの場合、右のような緑の時計マークが素材の上に表示されます。このマークは解析が終わると、消えます。やはり解析には時間が掛かるらしく、写真が50枚強で、10分くらいは掛かっていました。素材のサイズによっても解析に掛かる時間は変わってくると思いますが、早めに取り込んでおきましょうね。
さて、すべての素材の解析が終わっていれば「素材を探す」機能が使えます。例えば旅行の思い出をムービーにまとめるなら、「素材を探す」の「顔のアップをリストアップ」「少人数をリストアップ」をクリックすると、その条件にある素材が強調されて表示されます。

5つの条件でリストアップできます

例えば、「大人数」をリストアップすると・・・・上のように集合写真が強調して表示されます
ここで気になるのが、このソフトがどのくらいの精度で人物を認識できるのかというところだと思うのですが・・・まず、真正面を向いて撮った記念写真は確実に認識しているみたいです。ただ、お城をバックに人物が小さく写っているような記念写真ダメみたい。また、人物が横を向いてしまっている写真も認識しにくいように思います。
例えば上の例を見ていただくと、実際には右の写真も左の写真も人物が写っているのですが、「VAIO Movie Story」は左の写真は人物が写っている写真として認識していませんでした。こうのように、きっちり、はっきりと人物が写っている「記念写真」だけをピックアップしてくれる機能のようです。
優先したい写真をクリックしたら、「優先して使う」アイコンをクリックします。すると下の図のように優先して使いたい素材に赤丸が付きます。ただ、ムービーに対して優先して使いたい素材が多すぎると、使われない素材が出てきますので、その場合には設定を調整する必要があります。

次にテンプレートを選びます。テンプレートは、BGM、演出効果(エフェクト)の型となるもので、このテンプレートによって出来上がりの作品の雰囲気が違ってきます。
テンプレートには旅行や結婚式など作りたい作品のシーンにあわせて36種類のテンプレートが用意されています。テンプレートのBGM、演出効果はテンプレートの説明欄で確かめることができます。
ここで、そのテンプレートがどういう演出になっているのかよく確認する必要があります。作りたい作品によるのですが、動きが早すぎてひとつひとつの写真(動画)をじっくり鑑賞できない、ズームばかりで全体が表示されるコマが少ないなど、テンプレートによって大きな違いがります。コメントが入る位置にも違いがあります。旅行、結婚式などに関わらず、作りたい作品の雰囲気に合うテンプレートを見つけてください。

「ムービーの詳細設定」ボタンをクリックすると、詳細設定用の画面が開きます。ここで、BGMやムービーの長さは自由に変更できます。BGMを変えるだけでずいぶんと作品の雰囲気が変わりますね。

使いたい素材が多い場合、ストーリーのあるムービーや時間経過に沿って説明コメントを入れてムービーを作りたい場合には、いくつかのテンプレートを試して作品にあった演出のテンプレートを選び、何度か長さの調節を行います。
画面右下の「作成開始」ボタンをクリックすると、選んだテンプレートに自分の素材を当て嵌めたムービーが作成されます。これで、ムービーに使われる素材の数や演出効果を確かめられます。出来上がったムービーが気に入らなければ、「やり直し」アイコンをクリックして、テンプレート選択画面に戻ります。
テンプレートが決まったら、「タイトル」ボタンをクリックしてタイトル入力をします。タイトル入力ウィンドウではメインタイトルとエンドロール、テンプレートによってはサブタイトルを入力します。サブタイトルを入力したくないときは・・・空白を入力すれば問題はクリアできると思います(私の時はできました)。

テンプレート選び、ムービーの詳細設定をしたら、画面左下にある「作成開始」ボタンをクリックします。

すると画面が変わり、選んだテンプレートにあわせたムービーが再生されます。ムービーの画質が悪いことにちょっと驚くのですが、これはプレビュー用だからでDVDにした際にはもっとキレイなムービーに仕上がります。
ここでムービーを見て、内容に満足なら「書き出し・・・」ボタンをクリックしてDVDを作成画面に移ります。
素材を並べ替える、コメントを入力したい場合は、下にある「ムービーの微調整」アイコンをクリック。すると、下のようにストーリーボードが表示されます。

このソフトでは自動的に素材が並べられますので、友達と撮ったベストショットなどが一瞬しか表示されない・・・なんてことが起こります。この場合は、手動で素材を並べ替えないといけません。自分が思った通りのものを作ろうとすれば、やはり少しは手間を掛けないといけませんね。
まず「素材の入れ替え」ボタンをクリックします。すると下の図のように一番最初にソフトに取り込んだ素材が左トレイに表示されます。入れ替えたい素材を左トレイから選択し、入れ替えたい場所にドラッグ アンド ドロップします。これで素材が置き換わります。
出来事を説明するためのムービーを作る場合・・・例えば、わが子の10年間の成長を写真とビデオとコメントを織り交ぜて1本のムービーにする、旅行に行った世界遺産を写真を並べて解説するようなムービーを作る場合など、パッパッと素材が入れ替わっていく部分とゆっくり素材が表示される部分を見極めて、上手に素材を並べていかないといけません。素材の表示時間が短いところではコメントがほんの少ししか表示されなかったり、コメントが記入できない場合があるんです。なので、私は結構並べ直しをしましたよ。

コメント入れたい場合は、ストーリーボードのコメントを入れたい素材を選択し、「コメントの入力」ボタンをクリックします。下のようにコメント入力用のウィンドウが開きますので、コメント入力してフォントを選びます。
コメントが表示される位置はテンプレートによって異なります。テンプレートによっては中心に表示されますので、ひとつひとつの素材にコメントを付けたい場合には、そういった向きのテンプレートが用意されていますので、それをお選び下さい。

動画の場合、ひとつのファイルからランダムに数箇所がムービーに挿入されます。ランダムですので、まったく意図しない区間が使われることも。そんなときには、使用したい区間を手動で調整する必要があります。
ストーリーボードの中から調整したい素材を選択、「シーンの調整」ボタンをクリックすると、下のようなウィンドウが開きます。

タイムラインの明るいグレーの部分がムービーに使用されている区間なんですが、こんな感じでランダムにムービーに使用されるわけなんです。使いたい部分を指定するには、赤の帯の部分を使用したい区間までドラッグ アンド ドロップします。
動画、静止画ともに表示している時間を変更したり、演出効果(エフェクト)を変更することはできません。ちょっと残念かな。
ムービーの微調整を行ってからテンプレートを選びなおしたり、ムービーの長さを変更しようと思うと、微調整したデータが全て消えてしまいます。ですので、微調整する前にテンプレートや長さはきっちり決めておかなくてはいけません。
とはいえ・・・コメント挿入しているうちに、「このテンプレートだと自分が思っているようにコメントが書き込めないやん!!」って気が付いて、泣く泣くテンプレート選びをやり直したりするんですけどね(苦笑)。
調整が終わったら、「書き出し」ボタンをクリックします。すると、書き出し用の画面が開きますので、ここで書き出しの内容を設定してきます。
今回はDVDに書き出しますので、「ディスク」を選びます。例えば動画投稿サイトにアップする予定なら「ファイル」、メモリースティックに書き出すなら「機器・メディア」を選びます。
DVDには写真の元データを含めることもできます。「追加」ボタンをクリックするとファイル選択のウィンドウが開きますので、必要な写真を選んでください。
あとは、ディスクのタイトルを決めて「出力開始」ボタンをクリック。以上で、DVDの出来上がりです!!

36種類ものテンプレートが用意されているので、少し工夫すればほとんどのニーズを満たせると思います。細かく編集するのは面倒、でも、とりあえずダイジェストDVDくらいは作りたい・・・こんな時には最高のソフトです。
動画、静止画をDVDにするソフトは他にもありますが、目指す作品の雰囲気に合わせてテンプレートが選べるのはやはりポイントが高いです。その上、このテンプレートがかっこいい! 映画のオープニングやプロモーションビデオのようなプロっぽい作品に仕上がるセンスの良さは、ソニーだからこそ。
さらにこれがVAIOを買えば”無料”で付いてくるんですから、付属ソフトしてはかなりレベルが高いと思います。作成するごとにランダムに演出効果(エフェクト)を変えてくれるというソフトもありますが・・・やはり「落ち着いた雰囲気で」とか「子ども元気さを感じる演出で」とか、自分で選べるほうがいいですよね。
また、ひとつの動画ファイルから数箇所をピックアップしてくれるので、事前に不要な部分を削除するという手間が入らないんです。例えば一泊二日の旅行に行くと1時間〜2時間位は撮影しますよね。でも、実際にムービーに使用するのは、その中の5分程度(長くても10分程度が素人がつくったムービーを見る限界かと)。この「2時間→5分」にするために不要なシーンを削除していくのが、すごく面倒。
また、実際の手間以上に、このショットは必要かなあ・・・って、シーンごとに悩まなきゃいけないのが精神的負担&時間のロスなんですよね! これに対し、Movie Storyはピックアップする部分をパソコンが決めてくれるので精神的負担激減&時間短縮します!
【一般的なビデオ編集の手順】
【VAIO Movie Story でムービーを作る場合の手順】
個人的にこのソフトが使えるなと思ったシチュエーションは、結婚式に出席したり、友達と旅行した時など。子どもがいる方なら、子どものイベント(運動会、七五三など)のときに祖父母に報告ビデオを送るなんてこともありますよね。
親戚の結婚式の際、写真をムービーに仕立ててDVDに焼いて渡したのですが、みんなが集まった時にリビングのテレビで見られたので便利だったと好評でした。特にムービーを作る予定のない方も、旅行、子ども成長、結婚式、人が集まる機会などに写真やビデオを撮ることはあるはず! そんなときにちゃちゃっとムービーを作ってみれば、「このソフトって、あると便利なんだな」って思いますよ。
というわけで、簡単に気の効いたビデオを作るにはうってつけのソフトです。お客様の8割は、このソフトがひとつあれば、ムービーは満足できると思います。
さて、ここからは結婚式にまつわる動画編集の話です。結婚式以外にも、旅行や子どもの成長をまとめたビデオを作る予定の方にもご参考になると思います。
お客様から「動画編集をする予定があるが、専用ソフト「Adobe Premiere Elements」をオプション購入したほうが良いのか」というご相談を受けたことがあります。その方は挙式の報告ビデオを作る必要があるとのことでした。このごろ海外で身内だけで挙式&国内で親戚と友達を招待して披露宴のパターンって多いですよね。
また、私自身、2人の友達から披露宴で流す「プロフィールビデオ」を頼まれたことがあります。これもこの頃の結婚式で多い出し物なんですが、二人の生い立ちをムービーにまとめ、ご招待した方々に新郎・新婦のことをご紹介するものなんです。
このほか挙式の最後に流す参加者の名前をまとめたエンドロールとか、新婚旅行の報告ムービーを作りたい・・・とかく結婚式ではムービーを作る機会が増えるようです。これをすべて業者に頼んでいたらお金が掛かってしょうがない! なら自分で作ってしまおうって方も多いはず。
どのソフトなら、どのくらいのことができるのか。自分がしたいことのためにはどのソフトが必要なのか。ここらへんをまとめてみたいと思います。
VAIO Movie Story 簡単 ☆☆☆ 演出の自由度 ☆ 作成の手間&努力 ☆
一番簡単にムービーを作る方法だと思います。とくに新婚旅行のダイジェスト、挙式のダイジェストを作るのには、華やかで動きのあるムービーに仕上がるので最適です。
また、すべての写真にコメントを付けられるテンプレートも用意されていますので、このテンプレートを使えば生い立ちビデオなんかも作れますよ。
ただ、縦位置の写真は顔が切れる場合があります。顔認識機能搭載とはいえ、やはり認識しにくい写真というのもあります。100%切れるのが、”おくるみに包まれた新生児”の縦位置写真(笑)。というわけで、顔が切れたらマズイ写真は画像編集ソフトを使って、事前に横位置サイズになるようにトリミングしておきます。
簡単にムービーが作れますが、素材を切り替える際のエフェクトが選べない、表示時間が調整できない、文字入れをする位置が動かせないなどの欠点があります。ここらへんは求めるもののレベルによって評価が分かれると思います。
とにかく簡単にムービーが作れればOKという場合向きのソフトです。表現にこだわりたい方は下のソフトへ。
Windows ムービーメーカー 簡単 ☆☆ 演出の自由度 ☆☆ 作成の手間&努力 ☆☆☆
VAIO Movie Storyより自由度が高く、自分が思ったとおりに写真・動画を表示したい方には、コチラのほうが良いでしょう。
繋ぎ目ごとに効果を変えたり、素材ごとにズームイン・ズームアウトを決めたり、表示時間を写真・動画ごとに調整できるので、ほぼ自分の思ったとおりの作品が作れると思います。私はこのソフトで生い立ちビデオを作りました。パソコンがある程度使えて時間に余裕があるなら(2ヶ月は余裕を持って!)、生い立ちビデオは自作できると思います。
縦位置写真はバックが自動的に黒色になるのがイヤだったので、画像編集ソフトで下準備をしました。横位置サイズのかわいい壁紙を作ってそこにリサイズして貼り付け。そのとき、例えば同じシーンのショットを2枚重ねるように並べるとか(重なっているように影をつけるともっとソレっぽくなります)、ハート型に写真を切り抜くとか、ポラロイド風に白フチを足すなどデザインを工夫をすると、かわいい手作り感のあるムービーが作れます。感覚としてはパソコンで作るスクラップブックでしょうか。
しかし、コメントの表示位置が調整できない、自分が狙った位置にズームできない、エフェクトを掛ける時間を調整できない、など不満がありました。簡単に作るならとことん簡単に、凝るならとことん懲りたい。そう思う私は、2回目の生い立ちビデオはプレミア エレメンツで作りました。
Adobe Premiere Elements 簡単 ☆ 演出の自由度 ☆☆☆ 作成の手間&努力 ☆☆☆
自分がやりたいと思ったことが100%できました。プロが作ったムービーに劣らぬ生い立ちビデオができたと満足しています。ですが、それだけ時間も掛かります(苦笑)。休みの日ごとに少しずつ作業を進め、約4週間で仕上げました。
コメント位置も自由に動かせます。また、素材の拡大・縮小、角度などを細かく調整できるので、傾きながらフェードアウトする、集合写真で特定の人物にズームするなどができます。レイヤーが重ねられるので、写真を重ねていくような演出もできます。レイヤーの一番下には花束の写真を加工した壁紙を表示し、「レンズフレア」効果を使って反射光が上下左右に走るような演出もしました。
動画は編集の自由度がかなり上がります。まず、明るさや色調補正が細かくできます。それに、ストップモーション、モノクロにするなども調整ができます。一部にモザイクをかける事もできますよ(どこで使うかはあなた次第)。それにビデオのエフェクトの数がムービーメーカーとはまったく違います。ほとんど使わないなあと思ったりしますけどね・・・。
動画・静止画共に細部まで微調整が効く、レイヤーが使える、これがムービーメーカーとの大きな違いだと思います。これができることで、演出のバリエーション、自由度がかなり広がります。作っているうちに、あれもしたいこれもしたいとアイデアが湧いてきますよ。
私は細かい作業が大好きで、生い立ちビデオ用のDVDケースをわざわざ画像編集ソフトで一から作ってしまったくらいの凝り性なので、このソフトは結婚式が控えているなら買う価値アリだなと思います。生い立ちビデオ、挙式のビデオ、新婚旅行、子どもが生まれればイベントごとのビデオなど、使うシーンはけっこうありますからね。
ただ、動画を編集するのは面倒だと思う人には向かないと思います。このソフトは細かいところまで作り込めるのがウリで、簡単に作れるソフトではないからです。
操作自体は慣れれば問題ないのですが、このソフトは”根気”を必要とします。年賀状を作るのは面倒、既製品でいいじゃんというタイプの人にはオススメできません。逆に、工夫して自分だけの年賀状をデザインするのが大好きというタイプの人にはオススメのソフトです。
最終的には、「このソフトで何ができるか」「どのくらいのスキルが必要か」ではなく、「自分はこのソフトを使おうと思えるか、動画を編集したいと思えるか」「スキルを習得するために努力ができそうか」で購入を決めるべきな気がします。
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